2007年04月04日

まず1回


 ニセハナマオウカマキリIdolomantis diabolicaを交尾させることに成功した。この前日に交尾させようとした時にはオスがうまくメスの背に乗ったものの、そっとケージに戻そうとすると離れてしまって失敗した。今回は交尾器の接合後にケージに戻し、撮影してもオスはペアは交尾したままだった。まず1回は交尾成功だ。まだメスの産卵予定時期までには余裕があるので、あと1・2回は交尾させておきたい。とりあえず1回は交尾したのだし、今後は好きな時に交尾できるように雌雄を同居させておいても良いかも知れない。私が知る限り、ニセハナマオウカマキリの成虫は共食いをしない(※)。今後もどんどん交尾を繰り返してくれれば良いが…。

※あくまで、十分量のエサを常に与えている当方の飼育環境においての話。共食いの頻度が高くないヨウカイカマキリ科の種においても、共食いは確実に起こり得る。雌雄同居させるのであれば、十分量のエサと、ある程度の覚悟(「共食いしたら、それはそれで仕方ない」と思えること)が必要である。


  





Copyright(c)2005-2011 Mantid Maniacs. All rights reserved. 当サイトは全ての写真・文章の無断転用を禁じます。