2007年03月26日

鮮やかな体色


 鮮やかな緑色…これがニセハナマオウカマキリ成虫の大きな魅力の1つだろう。この写真は3月15日に羽化したメスの、11日後の様子である。随分綺麗な色になってくれたものだ。今回の成虫は雌雄とも、綺麗な体色になっている。昨年末に飼っていた成虫とは大違いだ。

 ところで、飼育下でもこのように鮮やかな体色を見せてくれるニセハナマオウカマキリであるが、野外品の成虫の鮮やかさはこんなものじゃない。もう…「息をのむ」とはこのことだ。毒々しいまでの鮮やかな緑色は、一見の価値がある。いつか機会があれば、手元にある野外品成虫の写真を公開しよう。

 さぁ、次の更新の際には、ブリード再挑戦の記事を載せられるだろうかと思う。オスは目に見えて性成熟しているし、メスのうちの1頭(実は先日また別のメスが羽化している)も最近は食欲が旺盛で、腹部は十分に膨らんでいる。もはやどんなに状態の良いペアを持っていても安心しては臨めない本種のペアリングであるが、不思議と楽しみにしている。これだからカマキリの飼育はやめられない。


  





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