2006年09月02日

カウントダウン


 本日、一番成長の早い個体が脱皮して終令幼虫になった。何度見ても大きさに驚いてしまう…。やはりこの大きさにまで育つと、他のカマキリの追随を許さない迫力がある。翅芽も大きく目立つようになり、成虫へのカウントダウンをうかがわせる。当初の予想では年末から年明けの羽化であったが、この調子だと10月下旬か11月上旬には成虫の姿が拝めそうだ。ショップに本種の野外品が入荷するシーズンになったので、この個体を含め成長の早いものは野外品とアウトブリードするのもいいかも知れない。
飼育環境(ケージ・エサ・温度・湿度)の良し悪しは、多少なりとも成長スピードに影響を与えると私は思っている。若令で多数を輸入したが、ここまで1頭も脱皮不全が起こっていないことや成長が極めて順調なことを考慮すると、現在の飼育法がニセハナマオウの飼育に適していると言えるようである。いよいよ次は成虫…楽しみだ。

 





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