2005年11月04日

オスの羽化


 ここまでに、メスと同じルートで入手していた手持ちのオスが全て死んでしまっていた。死因は羽化不全。正確に言うと、羽化までに崩していたコンディションを持ち直せず、羽化に際して死んでしまったというところだ。このあたりが大型種であるために輸送中の狭い空間に耐えられず、状態を崩してしまうマオウWC個体の難しさといったところか。何としてもブリードに成功したかったので、別ルートにてオス1頭を入手。それから数週間経った本日、ようやくオスが羽化した。既にメスは羽化後3週間。かなり前からフェロモンを放出していると思われる行動が観察されており、交尾を待ちきれずに無精卵を産んでしまってもおかしくない(メスは未交尾でも、羽化後3週間〜1ヶ月以上経過すると産卵する)。このオスの性成熟がメスの産卵までに間に合うことを祈るのみである。






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